家族の絆
鳥取県 女性50代
数年前の夏に病気が見つかり9月より治療に入りました。病気になったのは事実……受け止めて前進するしかありません。なぜ私がと言う思いが強い中、病気と向き合うのが優先です。指導所に相談に行きながら病院に通いました。仕事は休職し自分の体に集中しました。病院に通いながらほとんど毎日パワーをいただきながら石井先生と一緒の生活です。放射線治療が終了して1カ月が経ち再検査後、12月に入り入院、手術をしました。
術後に感じたのは親からもらった体に傷をつけることは大変なことだということに気づきました。体力の減少にもなるし、筋肉の減少にもなるし、免疫力の減少にもなるし、精神的にもマイナスになるし、もちろん傷口の痛みもあるし、自分でも想像ができないくらい滅入りました。思わず家族に根を上げて自分が壊れそうだと訴えました。すると家族全員が「母さんなら乗り越えられるからみんなで力合わせて乗り越えよう!」と言ってくれたのです。
そして毎日、指導所に電話してパワーをいただき入院生活を過ごしました。血液検査の結果が芳しくなく抗生剤の治療が追加になりました。気持ちが参った日々もありましたが、石井先生が「今は休養しなさい」と言ってくださっていると思いゆっくりと治療しました。
私が病気になって家族がすごく気遣いをしてくれて、留守を守ってくれました。これが本当の家族と言う絆が生まれました。
今までは子どもたちは私に甘えている部分がたくさんありましたがお互いの子どもたちが少し成長してくれたと思います。これからも「成るようになる」と信じ少しずつ前進しています。
