ESP友の会員体験談

この度私は昔一緒に働いていた上司の声かけにより、転職することとなり、現在そちらの会社で働き始め数週間が経とうとしています。ことの流れは、その上司も３年程前にこの会社の支店長として呼ばれ働いておられたのですが、この度、事務員さんがこの3月で定年退職をされるとのことで、事務員を探すように本社から言われていたそうです。そこで私に声が掛かりました。

その時私はかねての夢であった保育関係の仕事をしておりました。仲間たちにも恵まれ、仕事はとても楽しかったのですが、待遇面では契約時の話とは違いいろいろと問題がある会社でした。実際に家計は火の車で、県外に住んでいる娘が何度か仕送りをしてくれ、何とか生活が出来ている状態でした。情けないやら、 でも娘の気持ちが嬉しいやら……涙があふれました。 

そんな状態の時、元上司から声が掛かり、地元では割と大きな会社ということもあってか雇用条件は、今の私の年齢と中途採用という状況でもあり得ない程の好条件でした。ですが、私は初めは迷いました。子ども達に金銭面で迷惑を掛けている状態にありながら、 この期に及でもまだ保育の仕事に後ろ髪を引かれていたのです。そこで指導所に相談したところ、迷うも何も転職を勧められました。 

こんな好条件なのですからあたり前のことです。私自身も頭ではわかっているのです。だから後押しが欲しかったのだと思います。指導員さんの言葉で私も踏ん切りがつき、現在に至ります。 前職場も円満に退職することが出来てここまでトントン拍子でことが進んでおります。 

前職場の主任先生からは、退職する際にあり得ない贈り物もいただき、家族をはじめこうして周囲の人たちに助けられるできごとが続きましたことをこのお礼状にてご報告いたします。成長した子どもの優しさを感じることも出来ました。いろんな意味で難事は良い事。 本当にありがとうございました。